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NXHDが物流課題を6分類、サステナ提案を体系化

2026年3月5日 (木)

環境・CSRNIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は5日、サステナブル・ソリューションの取り組みを強化すると発表した。顧客のサプライチェーン課題を6つの「サステナビリティ課題タグ」に分類し、既存の物流サービスとひも付けて提案を体系化する。営業活動での提案力向上と、新たなソリューション開発の加速を狙う。

同社が設定した課題タグは「CO2削減」「資源循環対応」「安全性・信頼性向上」「安定供給」「グローバル戦略」「物流効率化」の6分野。NXグループが提供する各種物流サービスやソリューションをこれらのカテゴリーに整理し、提案書などに専用ロゴを表示することで、顧客の経営課題と物流施策の対応関係を分かりやすく示す仕組みとした。

▲サステナブル・ソリューションの取り組みイメージ(クリックで拡大、出所:NIPPON EXPRESSホールディングス

例えばCO2削減分野では、持続可能航空燃料(SAF)を活用する「NX-GREEN SAF Program」や航空輸送サービス「NX-GREEN FORWARDING ~AIR~」を提案する。資源循環分野では建設副産物の回収システム「NRBOX」や機密書類リサイクルサービスを展開。安全性・信頼性向上では輸送状況を可視化する「Cargo Monitoring Service」や専用輸送容器「プロテクトBOX」などを組み合わせる。

また、安定供給の分野では鉄道輸送サービス「鉄道7days」や海陸一貫輸送「NX Truck & Sea」を通じたBCP強化、グローバル戦略では越境EC(電子商取引)物流や温度管理輸送、物流効率化では建設ロジスティクスやミルクラン輸送などを位置付けた。顧客の課題に応じて複数のサービスを組み合わせ、エンド・ツー・エンドのサプライチェーン全体で解決策を提示する考えだ。

企業のサステナビリティ対応では、脱炭素や資源循環、サプライチェーンの強靭化など複合的な課題が同時に求められている。一方、実務では物流コストやリードタイムとの両立が課題となるケースも多い。NXグループはこれまでSAF活用やモーダルシフトなど環境配慮型サービスを拡充してきたほか、2025年には30年CO2削減目標がSBT短期目標の認定を取得している。

今回の仕組みは、顧客課題を起点に物流ソリューションを整理する営業基盤として活用する。まず日本通運で運用を開始し、営業現場での事例や知見を蓄積したうえでグループ全体に展開する。タグを使って案件や提案を社内で共有することで、ナレッジ蓄積や営業進捗の可視化を進め、提案品質の平準化とスピード向上を図る。

NXグループは原材料調達から最終配送までのエンド・ツー・エンド物流を対象に、サステナブルなサプライチェーン構築を支援するソリューションを拡充する。

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