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project44、貨物盗難防止機能を提供

2026年6月3日 (水)

サービス・商品米project44は2日、トラック輸送中の貨物盗難リスクを検知し、運送事業者への確認連絡まで自動化するAI(人工知能)搭載機能「Theft Prevention」を提供開始したと発表した。高額貨物を扱う荷主向けに、異常の早期検知と損失拡大の抑制を狙う。

同機能は、ELD(電子ログ記録装置)、トレーラーセンサー、ドアセンサーなどのテレマティクスデータを活用し、輸送中の車両挙動を継続監視する。初期機能として、危険地域や安全な駐車場所を設定する「ゾーン監視」、想定ルートからの逸脱を検知する「ルート逸脱検知」、予定外の停車を把握する「アイドル検知」、リスク発生時に運送事業者へ自動連絡する「AIエージェント」を備えた。

米国では貨物盗難の被害が拡大しており、同社は米国土安全保障捜査局の推計として、年間損失が最大350億ドルに上ると説明している。盗難は高額貨物、なりすまし運送事業者、架空キャリア、GPS妨害などに広がっており、荷主が到着遅延によって初めて被害を把握するケースもあるという。

project44のプラットフォームは、年間15億件超の出荷データと25万9000社超のアクティブキャリア網を基盤とする。今回の新機能では、過去の輸送パターンを基に異常を検知し、数分単位で対応に移ることで、全損扱いや保険請求、代替輸送、在庫補充、納品遅延ペナルティーなどの二次的な損失を抑える。

対象は医薬品、電子機器、食品・飲料など高リスク・高単価の輸送レーンを想定する。同社は2026年中に、AIエージェントの用途拡大、GPSスプーフィング検知、出荷単位の統合リスクスコアリングなどを追加する計画だ。Theft Preventionはグローバルで利用できる。

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