産業・一般人材サービスのアズスタッフ(東京都新宿区)は17日、外国人ドライバー紹介サービス「外国人ドライバードットコム」で、企業ごとの業務内容に合わせた入国前教育の取り組みを強化したと発表した。物流企業向けに海外現地で実施するオーダーメイド教育を拡充し、入社後研修の短縮と即戦力人材の確保を支援する。
同サービスでは、入国前に合計80時間の実践教育を海外で実施する。企業の配送業務や作業工程を事前にヒアリングし、それぞれの業務内容に合わせた教育カリキュラムを設計する仕組みだ。研修内容はフォークリフト操作30時間、単独走行訓練30時間、伝票処理10時間、荷役作業10時間などで、日本の物流現場を想定した実務教育を行う。教育は日本人スタッフの監修のもとで実施し、進捗状況は動画やレポートで企業側に共有する。
物流業界では人手不足が深刻化しており、国土交通省の試算では「物流2030年問題」により30年までに25万人のトラックドライバーが不足する可能性がある。一方、外国人ドライバーの採用については、日本の交通環境への適応や物流業務への習熟、企業側の教育負担などが課題とされてきた。
アズスタッフはこうした課題に対応するため、従来の交通ルール中心の教育から、荷役や配送業務など実務に重点を置いた教育へと内容を転換。また外国免許からの切り替えではなく、日本の教習所で新規に運転免許を取得する仕組みを採用し、日本の交通環境に即した運転教育を受けられる体制を整えた。
同社は今後、インドネシアやネパール、ベトナムなど海外教育拠点の拡充を進め、日本式の物流教育を海外で再現する体制の構築を目指すとしている。外国人ドライバーの育成を通じ、国内物流の人材不足への対応を図る考えだ。
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