公募・入札国土交通省港湾局は27日、循環資源の広域流通と再資源化産業の集積を担う「循環経済拠点港湾」(サーキュラーエコノミーポート)の募集を開始した。港湾を核とした物流システムの構築を通じ、サーキュラーエコノミーの実装を加速させる狙いだ。
サーキュラーエコノミーは、資源や製品の価値を維持・再生しながら循環利用する経済モデルで、廃棄物削減や天然資源依存の低減が求められている。これに伴い、循環資源の流動量や種類の増加、小口輸送ニーズへの対応など、従来の物流とは異なる課題が顕在化している。新たに選定する拠点港湾は、こうした変化に対応し、リサイクル関連企業や物流事業者、行政など多様な主体が連携するハブ機能を担う。

▲循環経済拠点港湾(サーキュラーエコノミーポート)のイメージ(出所:国土交通省)
選定は港湾管理者の申請に基づき行い、6月末まで募集、8月上旬に公表する予定。評価にあたっては、静脈物流の取扱量やリサイクル施設の立地、小口輸送や共同輸送への対応、他港との連携、環境対策など10項目を基準とする。従来のリサイクルポートが実績重視であったのに対し、今回の制度では計画段階も評価対象とし、将来の拠点形成を後押しする。
政策面では、循環資源の流動把握やトレーサビリティー確保、港湾における取扱ルールの整理、施設整備支援の見直しなども並行して進める。特に、港湾間の広域ネットワーク構築や共同輸送の推進は、輸送効率と環境負荷低減の両立に直結する。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。


















