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ギークプラスが古河に第3拠点、分散型物流を強化

2026年3月31日 (火)

拠点・施設ギークプラス(東京都渋谷区)は31日、茨城県古河市の「プロロジスパーク古河4」内に、国内3拠点目となる「古河LaaSセンター」を開設し、本格稼働を開始したと発表した。相模原、常総に続く拠点で、延床2700坪に自動搬送ロボット150台、ワーキングステーション20基、2130棚の保管能力を備える。

(出所:ギークプラス)

同社はEC(電子商取引)需要の拡大や2024年問題、人手不足の深刻化を背景に、従量課金型のフルフィルメントサービスを拡大している。今回の拠点開設は、荷量変動への対応力を高めるとともに、複数拠点を連携させた物流基盤の強化が狙い。新拠点は既存2拠点とネットワーク化され、「クラウドウェアハウス」として機能することで、分散型の在庫配置やキャパシティー活用を可能にする。

運用面では、自社開発のサプライチェーンデータ基盤「skylaa」(スカイラー)を活用し、拠点間の在庫や作業データをリアルタイムで可視化。需要予測に基づく在庫配置の最適化を図ることで、サプライチェーン全体の効率化を支援する。また、2017年から2024年までの複数世代のAGV(無人搬送車)「EVE」(イブ)を組み合わせたハイブリッド運用により、設備の耐用性と安定稼働の両立を図る点も特徴とする。

LaaSモデルでは、ロボットを自社保有せずサービスとして利用できるため、初期投資を抑えつつ自動化を導入できる。繁閑差への柔軟な対応や人員確保の負担軽減が見込まれる一方、複数拠点を前提とした運用設計やデータ連携の精度が、全体最適の成否を左右する要素となる。

同社はロボット販売、ソフトウエア、フルフィルメントを横断する体制を背景に、拠点ネットワークとデータ活用を組み合わせた物流インフラの高度化を進める構えだ。単一拠点の自動化から、複数拠点を前提とした分散型・データ駆動型の物流へとシフトする流れが一段と鮮明になっている。

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