ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

NeolixがRaaSで都市配送拡大、グローバル展開視野

2026年4月1日 (水)
>> [pdf]この記事を印刷する(PDF)[/pdf]

ロジスティクス自動運転物流ソリューションを手がけるネオリックス(中国)は3月30日、無人配送車をオンデマンドで利用する「RoboVan-as-a-Service」(RaaS)の展開を加速すると発表した。2026年中に中国50都市へ拡大するほか、UAE、韓国、シンガポール、ポルトガルでの実証も進め、グローバル展開を視野に入れる。

(出所:ネオリックス)

同社はこれまでに150万件以上の配送を実施し、累計走行距離は4000万キロを超えた。青島では単一都市として最大級の自動配送車隊を構築し、ピーク時には日6500件以上の配送を処理するなど、一定の運用実績を積み上げている。

RaaSの特徴は、車両販売や固定ルートに依存せず、アプリ経由で車両を呼び出すオンデマンド型にある。25年に滴滴貨運(ディディ・フレート)と青島で開始した実証では、断続的で非定型な需要に対応し、中小事業者を中心に利用を広げた。利用量ベースの料金体系と動的ルート最適化により、従来比で50%のコスト削減をうたう。

技術面ではレベル4自動運転とクラウド上の統合管理システムを組み合わせ、車両をネットワーク化。高精度地図への依存を抑えた設計により、新エリアへの展開速度を高める。車両数と稼働エリアの拡大に伴い、配車効率や応答時間の改善、限界費用の低減が進む構造だ。

都市配送は規模が大きい一方、需要は断片化し非効率が残る領域でもある。同社はRaaSを共有インフラとして位置付け、小売補充や生鮮、医薬など多様な用途に対応することで、従来の配送モデルを補完・置換する可能性を狙う。自動運転は「車両」から「ネットワーク」へと重心を移しつつあり、サービス設計そのものが競争軸となり始めている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。