サービス・商品セイコーソリューションズ(千葉市美浜区)とセイコーフューチャークリエーション(千葉県松戸市)は1日、次世代位置情報基盤「Chrono Locate」(クロノロケート)について、大成建設と建設分野での実証実験を実施したと発表した。衛星測位(GNSS)に依存しない方式で、トンネル内や地下、屋内など従来は測位が困難だった環境でも高精度な位置把握を可能にする。
Chrono Locateは、複数の基準局と移動体の間で電波を双方向に送受信し、ナノ秒未満の時刻同期を基に位置を算出する仕組み。セイコーが培ってきた時刻同期技術を応用し、センチメートル級の測位精度と安定性を実現した。実証では、GNSSが利用できない建設現場においても、作業管理に必要な精度を確保できることを確認した。
建設現場では作業員や重機の位置把握による安全管理や工程最適化が求められる一方、屋内や地下空間では衛星信号の遮断が課題となっていた。Chrono Locateはこうした制約を解消し、3次元位置情報のリアルタイム取得を可能にする。
今後は建設分野に加え、物流倉庫や工場への展開を見込む。フォークリフトや搬送機器の動線可視化、AGV(無人搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)の高精度制御などへの応用が想定され、人・モノ・ロボットを同一座標上で統合管理する基盤としての活用が期待される。屋内外をシームレスに結ぶ位置情報基盤は、物流現場の自動化精度や安全性の向上にも直結する。
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