荷主大倉工業は10日、合成樹脂製品の価格改定を実施すると発表した。中東情勢の不安定化を背景に、原油やナフサの調達環境が悪化し、原材料価格が急騰していることが要因。原材料メーカーからの値上げが相次ぎ、製造コストが上昇するなか、自助努力では吸収が困難と判断した。
対象はシュリンク製品やラミネート製品、プロセスマテリアル製品など広範に及ぶ。改定幅は、二次加工製品で最大30%以上、原反製品でも1キロあたり180円以上の大幅な引き上げとなる。4月21日出荷分から順次適用し、製品群ごとに5月1日以降の改定も予定する。
同社はあわせて、一部原材料で供給制限が始まっていることも明らかにした。今後の状況次第では、生産品目の統廃合や使用材料の変更、納期や数量条件の見直しを要請する可能性があるとしている。
合成樹脂は包装資材や物流資材に広く使われており、今回の値上げは荷主・物流双方に影響する。特にフィルムや包装材のコスト上昇は、輸送資材費の押し上げ要因となり、サプライチェーン全体でのコスト転嫁圧力が一段と強まる局面に入っている。
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