
▲「キーピット池上・久が原」の外観(出所:三菱地所)
荷主三菱地所は14日、屋内型セルフストレージの第1号案件「キーピット池上・久が原」(東京都大田区)が完成し、3月19日に開業したと発表した。セルフストレージ業界向けサービスを手がけるパルマと共同開発したもので、運営はパルマが担う。安定稼働後は売却も含めた出口戦略を検討する。
同施設は地上7階建て、全203室で構成し、0.6帖のロッカー型から7帖のトランクルームまで多様なサイズを用意。調温・調湿設備を備え、保管品質を高めた。幹線道路沿いの立地や専用駐車場の設置により、車でのアクセス性にも配慮している。
セルフストレージは個人向けの外部収納サービスで、住宅の狭小化やテレワーク普及に伴うスペース不足を背景に需要が拡大している。加えて、防災備蓄品の分散保管など新たな用途も想定され、都市機能の一部としての役割が強まりつつある。
三菱地所は2024年に同分野へ参入しており、今後は都心5区を中心に首都圏で年2-3棟の開発を進める方針。敷地30-100坪規模の中小型案件を想定し、機動的に供給を拡大する。日本のセルフストレージ市場は海外に比べ規模が小さく、不動産アセットとしての認知も限定的とされるが、都市部での需要拡大を背景に投資対象としての位置付けも変化しつつある。
物流の観点では、個人向け小口保管の受け皿として家庭内在庫の外部化や配送需要の分散につながる可能性がある。都市内に点在する小規模ストレージは、ラストワンマイルやリバース物流との親和性も高く、都市物流を補完するインフラとしての役割が期待される。
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