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アルフレッサと正晃、臨床検査試薬物流で検討会設置

2026年6月1日 (月)

メディカルアルフレッサホールディングスは1日、子会社のアルフレッサと正晃(福岡市東区)が、臨床検査試薬卸売事業に関する検討会を設置すると発表した。臨床検査試薬分野のサプライチェーン効率化と高度化を進め、物流コスト上昇や検査需要拡大に対応した安定供給体制の構築を目指す。

近年、臨床検査試薬業界では高齢化や慢性疾患増加を背景に検査需要が拡大している。加えて、がんゲノムプロファイリング検査やコンパニオン診断などゲノム関連検査の普及により、検査の高度化と多様化が進展している。一方で、原材料費や物流コストの上昇も続いており、医療現場への安定供給確保が業界全体の課題となっている。

アルフレッサは、医療用医薬品に加え、診断薬、医療機器・材料、栄養食品などを国内外1000社から調達し、全国170拠点を通じて病院や薬局へ供給する物流ネットワークを構築している。同グループは2032年度までの中長期ビジョンで、診断薬など「メディカル品」を成長領域に位置付けている。

一方、正晃は1950年創業の臨床検査試薬専門商社で、九州全域と沖縄を中心に医療機関との取引基盤を持つ。試薬や機器の安定供給に加え、システム構築や運用支援、保守など総合的なサービスを提供している。

両社は今後、臨床検査試薬流通・物流の高度化や配送効率化、安定供給体制の強化などについて協議を進める。全国規模の物流網を持つアルフレッサと、専門性の高いサービスに強みを持つ正晃の知見を組み合わせることで、業界共通課題への対応力向上を図る。

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