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東京建物、八潮でドライ・冷凍冷蔵の物流施設開発

2026年6月1日 (月)

拠点・施設東京建物は1日、埼玉県八潮市でドライ倉庫「T-LOGI八潮」を着工し、あわせて冷凍冷蔵倉庫「T-LOGI八潮II」の開発を決定したと発表した。外環道内側の都心近接立地を生かし、都心配送と首都圏広域配送の双方に対応する。T-LOGI八潮は2027年8月、T-LOGI八潮IIは29年1月の完成を目指す。

T-LOGI八潮は、首都高速道路6号三郷線・八潮南出入口から3.3キロ、常磐自動車道・首都高速道路6号三郷線・三郷インターチェンジ(IC)から4.1キロに位置する。敷地面積は7887平方メートル、延床面積は1万5261平方メートルで、鉄骨造の4層ボックス型。倉庫は3層仕様で、1階に片側バースを設ける。荷物用エレベーター1基、垂直搬送機2基を備え、上下階搬送に対応する。

▲ドライ倉庫「T-LOGI八潮」の外観イメージ(出所:東京建物)

同施設は一棟貸しを前提としており、セキュリティーや庫内レイアウトの柔軟性を訴求する。大型車16台が同時接車できるトラックバースを備え、車庫登録にも対応する。普通駐車場は40台分を確保する。4階には従業員向けラウンジを設け、50席にコンセントを備える。屋上には太陽光パネルを設置し、発電電力を施設内で自家消費する計画で、「BELS」の最高ランクとなる「ZEB」認証取得を予定する。

T-LOGI八潮IIは、冷凍冷蔵物流需要に対応する施設として整備する。首都高速道路・八潮南出入口から3.9キロ、三郷ICと東京外環自動車道・草加ICからそれぞれ5.3キロに位置する。敷地面積は7000平方メートル、延床面積は1万4700平方メートルで、4層ボックス型とする。27年6月に着工し、29年1月の完成を予定している。

▲冷凍冷蔵倉庫「T-LOGI八潮II」の外観イメージ(出所:東京建物)

同施設は3層仕様の冷凍冷蔵倉庫で、2階と3階に冷凍区画と温度可変倉庫を設ける。温度帯は冷凍区画が−25度、温度可変倉庫が−25度から5度を想定し、水産、畜産、生鮮食品に加え、食品や医療品の保管需要にも対応する。1階には21台分のドックシェルターを整備し、5度の冷蔵荷捌きスペースと冷凍区画を併設する。入出荷前の一時保管や荷捌き効率を高める設計とした。

▲八潮周辺の位置図(クリックで拡大、出所:東京建物)

八潮周辺では、食品系EC(電子商取引)の拡大や老朽化した冷凍冷蔵倉庫の建て替え、コールドチェーン再構築を背景に、賃貸型の冷凍冷蔵倉庫需要が強まっている。東京建物は、ドライ倉庫と冷凍冷蔵倉庫を近接して展開することで、食品保管・配送ニーズの取り込みを図る。都心近接型の物流施設では、配送効率だけでなく、労働力確保や環境性能も競争力を左右する要素になっている。

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