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ヒアリ確認は過去最多、中国発コンテナ起点に拡大

2026年4月21日 (火)

調査・データ環境省は21日、2025年度のヒアリ類の国内確認状況を公表した。ヒアリは36件、アカカミアリは24件確認され、ヒアリの確認件数は年度ベースで過去最多を大幅に更新した。これまでの最多は17年度の26件で、港湾を起点とした侵入リスクの高まりが明確になった。

確認場所は港湾のコンテナヤード内が大半を占め、舗装の亀裂や雑草周辺での発見が多かった。さらに、コンテナヤードから事業者敷地へ搬入されたコンテナ内部での確認事例もあり、港湾から内陸への持ち込みリスクが顕在化している。確認は外貿コンテナ取扱量上位港に集中する一方、新潟港や伏木富山港でヒアリが初確認されるなど、発見エリアの拡大も見られた。

侵入経路が特定された事例では、ヒアリはすべて中国発のコンテナに由来し、アカカミアリも中国、フィリピン、ベトナム、台湾などアジア地域からの流入が確認された。国際物流に伴うコンテナ輸送が主な侵入経路である構図に変化はない。

環境省は全事例で速やかな防除を実施しており、現時点で国内定着は確認されていない。ただし、多数の個体が混入したコンテナが国内各地を経由した事例も確認されており、水際対策の徹底とともに、物流現場での初動対応の重要性が一段と高まっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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