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神戸港、輸出・総額が過去最高

2026年4月22日 (水)

調査・データ神戸税関が22日公表した、3月の神戸港貿易概況(速報)によると、輸出は7742億円(前年同月比+8.6%)、輸入は4443億円(同+18.2%)となり、総額は1兆2185億円(+12.0%)といずれも高水準を記録した。輸出と総額は過去最高、輸入も3月として過去最高となり、差引は3299億円の輸出超過となった。為替は1ドル=156.60円と前年より円安に振れており、輸出額の押し上げ要因となった。

輸出では原動機(+68.2%)、電池(+93.1%)、非鉄金属(+23.5%)が大きく伸長し、いずれも過去最高額を更新した。一方で無機化合物(−37.0%)や二輪自動車類(−37.7%)、金属加工機械(−25.8%)は減少し、品目間で明暗が分かれた。地域別ではアジア向けが4454億円(+9.3%)と過去最高を更新し、中国(+20.4%)やASEAN(+5.7%)がけん引した。米国向けも1483億円(+10.4%)と増加し、EU向けは原動機を中心に+46.6%と大幅に伸びた。

輸入では医薬品(+429.1%)や金属鉱及びくず(+93.5%)、無機化合物(+119.6%)が増加し、特に医薬品と金属鉱は3月として過去最高となった。一方、衣類(−9.0%)や鉱物性燃料(−20.7%)は減少した。地域別ではアジア(+8.9%)やASEAN(+9.7%)が増加を維持し、EUは医薬品を中心に+56.1%と大幅増となった。

電池や非鉄金属など高付加価値貨物の輸出増加と、医薬品・原材料の輸入拡大が同時に進んでいる。アジアを中心としたサプライチェーンの活発化に加え、EUとの取引拡大も顕著で、コンテナ貨物の回転率や港湾処理能力への影響が注目される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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