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コールドチェーン需要の増加に対応

ヨコレイ、タイに低温物流施設を新設

2014年2月5日 (水)

拠点・施設ヨコレイ、タイに低温物流施設を新設横浜冷凍(ヨコレイ)は5日、タイ法人のタイヨコレイがアユタヤ県ワンノイ郡のワンノイ物流センター隣接地に「ワンノイ物流センター2号棟」を新設したと発表した。

同国で経済成長を背景に内需が急速に拡大し、コールドチェーンの需要が高まっていることから、ヨコレイは新棟を開設することで低温物流サービスの強化を図った。

アユタヤ県一帯は、数多くの食品メーカーが工場を構える同国有数の食品加工基地で、首都バンコクからタイ中部・北部・東北部へアクセスする交通の要衝でもある。

ワンノイ物流センターは、「タイの経済発展と国際競争力の強化、地域発展の効果」などが認められ、タイ投資委員会(BOI)の投資推奨事業に認定されている。

施設は電動式移動ラック、ドックシェルター、垂直搬送機など日本同様の設備を導入。冷媒には環境負荷の少ないアンモニア(NH3)を使用し、太陽光発電システムを2か所に設置するなど、環境に配慮した運営にも取り組んでいる。

■ワンノイ物流センター2号棟の概要
名称:ワンノイ物流センター2号棟
所在地:131 Moo1 Phahonyothin Road, Sanubtueb, Wang Noi, Phra Nakhon Si Ayutthaya 13170
構造:鉄筋コンクリート造3階建
延床面積:2万2105平方メートル
冷蔵収容能力:2万7100トン(F級2万300トン、C&F級1700トン、C級3400トン、定温室1700トン)
主な設備:凍結室(75トン/日)、電動式移動ラック