財務・人事杉村倉庫が4月30日発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前期比0.1%増の112億4200万円、営業利益が同3.3%増の14億1000万円、最終利益が5.5%増の9億6700万円と、増収増益を確保した。
主力の物流事業では、食品など既存顧客の取扱増により倉庫部門の収入が伸長した一方、運送部門は配送量が横ばい、オフィス移転需要の反動減が影響し、全体では微減収となった。人件費は増加したが、外注費の抑制などにより利益は確保した。不動産事業は賃料改定や駐車場利用増で増収となったものの、修繕費の増加により減益となった。
一方、27年3月期は減収減益を見込む。倉庫稼働率は高水準を維持する見通しだが、首都圏拠点の大規模修繕や人件費・燃料費の上昇が収益を圧迫する見通し。加えて拠点再整備や不動産活用の検討も進んでおり、将来投資に伴う費用発生が業績に影響する可能性がある。
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