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杉村倉庫、通期減収も外注費削減などで増益確保

2021年4月30日 (金)

財務・人事杉村倉庫が30日に発表した2021年3月期連結決算は、売上高102億400万円(前年同期比0.6%減)、営業利益12億6300万円(4.9%増)の減収増益となった。

主力の物流部門は、倉庫業で食料工業品の取扱量が減少し、運送業で一部の荷主企業からの配送委託物量が減少したことから、部門売上が0.6%減少したものの、利益面では車両燃料費や外注運送の外部委託費用を抑えることに成功し、部門利益が4.5%増加した。

今期は売上高102億4000万円(0.3%増)、営業利益11億円1000万円(12.1%減)と増収減益を見込む。新しい基幹システムの減価償却費の発生や投資有価証券の売却終了などによって、最終利益は25.7%減少する見込み。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/通期 [前年同期比]21/3/3Q [前年同期比]21/3/中間 [前年同期比]21/3/1Q [前年同期比]
売上高10,204 [-0.6%]7,594 [-1.6%]5,103 [-1.3%]2,467 [-2.6%]
営業利益1,263 [4.9%]928 [0.4%]634 [-2.6%]267 [-10.1%]
最終利益995 [7.7%]734 [1.8%]513 [-0.4%]222 [-9.8%]
売上高営業利益率12.4%12.2%12.4%10.8%