ロジスティクス車両輸送大手のゼロは、群馬カスタマーサービスセンター(CSC)で働く尾川ドライバーの事例を通じ、キャリアカードライバーの働き方や育成環境を紹介している。食品配送やダンプ輸送を経験した同氏が、「休みが欲しい」との理由で転職し、現在は6台積みトレーラー乗務に向けた教育を受ける姿を描きながら、「長く続けられる大型ドライバー像」を打ち出した。
物流業界では依然、「大型ドライバー=長距離・車中泊・休日が少ない」といった印象が根強い。尾川ドライバーも同様のイメージを持っていたが、面接で日帰り運行が基本で、毎日帰宅できる勤務体系を知り、入社を決めたという。前職は週1日休みの日給月給制で、体力面や生活リズムへの不安を感じていた。
一方、入社後は車両輸送特有の難しさにも直面した。納車先ごとに道路事情が異なるため、狭路や高さ制限を踏まえたルート判断が求められる。キャリアカーへの荷積みや固定作業にも苦戦し、独り立ち直後は、先輩なら数十分で終える作業に1-2時間かかることもあった。

▲ドライバーの重要な仕事の一つのキャリアカーに車両を固定する作業(出所:ゼロ)
そうしたなかで支えになったのが、群馬CSC内の情報共有文化だった。「この道は狭い」「こちらのルートのほうが入りやすい」といった情報が日常的に飛び交い、新人でもベテランに相談しやすい雰囲気があるという。尾川ドライバーは現在、2台積み、3台積みを経て、6台積みトレーラーへのステップアップ教育を受講中。「全種類のキャリアカーに乗れるようになりたい」と話している。
ドライバー不足が続くなか、物流各社では賃金だけでなく、「休める」「長く働ける」といった職場環境を前面に出した採用発信が増えている。ゼロの今回の発信も、待遇改善だけでなく、技能習得やキャリア形成を含め、「成長しながら続けられる大型ドライバー」という働き方を示す内容となっている。
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