財務・人事ヒガシホールディングス(HD)が8日発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前期比20.5%増の579億7200万円、営業利益が同47.6%増の40億4400万円、最終利益が44.1%増の26億200万円となり、大幅な増収増益だった。
主力の物流事業では、大手EC(電子商取引)向け「川西ロジスティクスセンター」の本格稼働や既存大型3PLセンターの取扱量増加が寄与した。運送事業売上高は15.9%増の295億2900万円、倉庫事業売上高は22.8%増の172億4700万円となり、倉庫事業のセグメント利益は66.1%増の19億5400万円と大きく伸長した。
また、NEXT GIGAスクール構想に伴うICT機器需要や、大手インフラ会社向け資材販売も増収に寄与した。25年6月に子会社化したピアレス(東京都墨田区)の連結効果も収益を押し上げた。
一方、会社側は、中東情勢を背景とした原油価格上昇や石油化学製品の供給制約、人件費高騰などを今後のリスク要因に挙げた。ただ、燃料費比率は売上高の0.4%として「直接的影響は僅少」と説明している。
27年3月期は売上高590億円、営業利益41億円を予想する。流山ロジスティクスセンター増床部分の稼働開始やEC向け輸送拡大を見込むほか、中期経営計画「2028」の最終年度目標を売上高610億円、経常利益44億円へ上方修正した。
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