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LNJ増収増益、国際・EC物流を重点強化

2026年5月12日 (火)

財務・人事ロジネットジャパン(LNJ)が12日発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前期比1.0%増の780億800万円、営業利益が同1.2%増の37億1100万円、最終利益が22.1%増の27億4500万円となった。大手取引先の取扱数量増加が寄与し、燃料高や資材費上昇、人財投資拡大による費用増を吸収した。

売上高は、東日本地区のLNJ小泉で取引関係見直しによる減収があったほか、記録的猛暑で農産物などの取扱数量が減少した。一方、大手取引先向け貨物の増加が全体を押し上げた。利益面では、2024年度まで進めてきた処遇改善など人財投資をさらに拡大したものの、増収効果や受取補償金の計上、営業外費用の減少が寄与した。

地域別では、北海道地区の売上高が1.4%減の220億5800万円、セグメント利益が15.0%減の7億4300万円。東日本地区は売上高が1.8%減の320億800万円だったが、利益は17.0%増の19億1700万円となった。西日本地区は売上高が9.3%増の201億8100万円、利益は5.3%減の6億2300万円だった。

同社は25年度から「中期経営計画2025-2027」を開始し、全国輸送サービス「LNJEX」、独自商品の拡販、国際物流事業、EC物流事業の拡充を重点方針に据えている。JRコンテナ、トラック、フェリーを組み合わせた長距離輸送や、スイッチ運行、モーダルシフト提案を通じ、改正物流法や労働時間規制への対応需要を取り込む。

設備投資では、26年4月に福岡県粕屋町で「LNJ福岡センター」(仮称)を着工。27年1月稼働予定で、九州、関西、関東を結ぶ輸送網を強化するとともに、保税蔵置場の設置などにより国際貨物需要を取り込む。また北海道では、猛暑対応や顧客ニーズ多様化を背景に、定温輸送対応車両の増車と大谷地倉庫の定温エリア拡大を進める。

27年3月期は売上高813億円、営業利益38億4000万円、最終利益27億5000万円を見込む。中期目標として30年度までに連結売上高1000億円を掲げ、輸送力維持に向けた料金改定、内製化による自社輸送能力強化、IT化による業務効率化を進める。

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LOGISTICS TODAY編集部
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