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日本製鉄、山陽特殊製鋼と事業統合で競争力強化

2026年5月14日 (木)

M&A日本製鉄は13日、完全子会社である山陽特殊製鋼(兵庫県姫路市)を2027年4月1日付で吸収合併すると発表した。棒線・特殊鋼事業の一体化・最適化を進め、グローバル市場での競争力強化と高付加価値分野での事業拡大を図る。

山陽特殊製鋼は、軸受鋼を主力とする特殊鋼メーカーで、高清浄度鋼製造技術を強みに欧州やインドでの事業展開を進めてきた。鉄スクラップを主原料とした資源循環型事業も特徴で、日本製鉄は25年4月に同社を完全子会社化していた。

国内の棒線・特殊鋼市場は、人口減少による需要縮小に加え、中国の過剰生産や輸出攻勢、自動車の電動化進展などで競争激化が見込まれている。一方、インドを中心とした海外市場の成長や、北米・欧州での域内生産需要拡大、半導体やエネルギー、航空宇宙分野での高付加価値鋼材需要の増加が期待されている。

両社はこれまで、営業や技術面での連携強化、スクラップ調達など原料施策によるコスト競争力向上、グローバル戦略拡大を進めてきた。また、関西製鉄所大阪地区で生産していた製鋼製品や自由鍛造製品を山陽特殊製鋼へ集約する方針も決定している。

今回の合併により、製造、販売、技術、研究開発をさらに一元化し、シナジー効果の早期最大化を目指す。

26年3月期の山陽特殊製鋼単独業績は、売上高1713億5600万円、営業利益94億3600万円、最終利益102億500万円だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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