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日商、AI安全運行管理「ナウト」全社導入へ

2026年5月14日 (木)

ロジスティクス物流事業を展開する日商(三重県亀山市)は14日、Nauto Japan(ナウトジャパン、東京都千代田区)が提供するAI(人工知能)搭載安全運行管理プラットフォーム「ナウト」を全社導入したと発表した。居眠り運転やながらスマートフォン操作などに起因する危険運転の抑止を図り、安全運行管理体制を強化する。

日商は、運送、倉庫管理、自動車整備、人材派遣などを展開し、グループ全体で600台の車両を保有する。物流業界でドライバー不足や人材の多様化が進むなか、従来の経験や勘に依存した属人的な安全管理には限界があると判断し、AIを活用した「再現性ある安全管理体制」の構築を進める。

(出所:Nauto Japan)

ナウトは、AIがわき見や注意散漫、居眠り兆候などをリアルタイムで検知し、ドライバーへ警告する仕組み。収集した映像や運転データを教育・指導へ活用し、事故発生後の対応ではなく、事故の予兆段階から介入する「予防型安全管理」への転換を支援する。

同社は導入効果として、危険運転抑止に加え、重大リスク映像の自動抽出による管理・教育工数削減を挙げる。従来は管理者が全映像を確認する必要があったが、AIによる重点抽出で効率化を図る。また、運転評価指標「ベラスコア」を活用し、経験の浅いドライバーの早期戦力化も目指す。

日商の稲田一輝社長は、「事故は日々の運転行動の積み重ねのなかで予測可能なもの」としたうえで、「安全をベテランの経験や勘ではなく、組織として再現できる力へ昇華したい」とコメントした。

AIドライブレコーダー市場では、単純な映像記録から、危険予兆検知や行動改善支援へ機能が拡張している。物流現場では2024年問題を背景に、安全管理の効率化とドライバー教育の高度化を両立するツールへの関心が高まっており、AI活用型の安全運行管理システム導入が広がりつつある。

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