調査・データ安田倉庫子会社の日本ビジネスロジスティクス(横浜市神奈川区)は14日、衝撃検知ツール「Shock Eye」(ショックアイ)について、医療機器向け放射線滅菌後の性能評価試験結果を公表した。医療機器包装で求められる高線量ガンマ線照射後でも、衝撃検知機能や視認性、接着性能などを維持できることを確認した。
滅菌済み医療機器では、輸送中の衝撃や落下によって滅菌袋に微小な穴が発生し、無菌性が損なわれるリスクがある。このため輸送品質管理の重要性が高まっている。一方、市場で流通する衝撃センサーの多くは、放射線滅菌後の性能評価が十分に行われていないという課題があった。
同社は、ISO11137を参考に25、40、75、100キログレイ(kGy)の線量条件で評価試験を実施した。対象は注射器や外科器具、人工関節などを想定した医療機器向け滅菌条件で、衝撃検知機能、ロック機構、本体強度、ラベル視認性、バーコード読取性能などを検証した。
試験では、一部で樹脂部の黄変が確認されたものの、インジケーター色の識別性やバーコード読取性能に問題はなかった。表ラベル、コンパニオンラベル、両面テープの接着性能も維持され、照射後4週間経過時点でも剥離や粘着力低下は確認されなかったという。また、圧縮試験や自由落下試験では、ロック機構や衝撃検知性能について、照射による感度低下や過敏化は認められなかった。同社は、最大100キログレイまでの高線量条件で性能維持を確認したことで、医療機器の長期保管や海外輸送用途にも適用可能としている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。





























