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京極運輸、価格改定とタンク洗浄が利益押し上げ

2026年5月14日 (木)

財務・人事京極運輸商事が14日に発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前期比3.3%増の87億200万円、営業利益が同8.7倍の1億6400万円、最終利益が66.2%増の1億7300万円だった。国内輸送や国際物流で取扱数量の減少が続いたものの、国内輸送を中心とした価格改定、ドラム缶・ペール缶事業の更生缶販売増、タンク洗浄工事の進捗が収益を押し上げた。

主力の国内輸送事業は、売上高が2.8%増の39億6000万円、営業利益が9.6%増の2億7900万円だった。車両修繕費は増えたが、適正運賃収受に向けた交渉が一定の効果を出した。石油類・化学製品類の液体輸送を中心とする同事業では、輸送数量の伸びよりも単価是正が利益改善の要因となった。

国際物流事業は、中国向け輸出入の減少があった一方、倉庫保管料の価格改定により、売上高が4.1%増の6億3100万円、営業利益が16.4%増の1億3300万円となった。ドラム缶・ペール缶事業は、産廃用や化学品用の更生缶販売が伸び、売上高が4.0%増の24億6200万円、営業利益が13.7%増の8900万円だった。

一方、エネルギー事業は石油販売の取扱数量減少により、売上高が11.5%減の9億6000万円、営業利益が46.9%減の300万円にとどまった。タンク洗浄事業は、前期末からの仕掛工事が順調に完了し、当期受注も増えたことで、売上高が34.5%増の6億8900万円、営業利益が1億800万円と大きく改善した。

27年3月期は売上高4.1%増の90億6100万円を見込む一方、営業利益は10.7%減の1億4600万円、最終利益は37.2%減の1億800万円を予想する。既存事業の強化や業務効率化、燃料サーチャージ導入などの価格転嫁を進めるが、中東情勢の不安定化が国内輸送、国際物流、エネルギー事業に与える影響は不透明としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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