財務・人事川西倉庫が15日発表した2026年3月期連結決算は、売上高が264億円で前期比3.4%増、営業利益が11億1500万円で同8.6%増だった。国内物流事業で倉庫、港湾運送、運送取扱が伸び、M&Aで取得した運送会社も第4四半期から寄与した。一方、最終利益は6億3600万円で14.8%減となった。M&Aに伴う取得関連費用や為替差損、支払利息の増加が利益を押し下げた。
主力の国内物流事業は、売上高が214億8400万円で3.7%増、セグメント利益が18億2400万円で4.8%増だった。倉庫業務では入庫高と保管高が前年を上回り、保管残高も高水準で推移した。決算説明資料によると、倉庫保管料は61億800万円で2.0%増、倉庫荷役料は26億7600万円で6.4%増となった。港湾運送業務も、前期に低調だった取扱量が回復した。
運送収入は89億9800万円で6.2%増となった。貨物取扱が好調に推移したほか、ノンアセット事業の拡大、M&Aで取得した運送会社の業績寄与が増収要因となった。川西倉庫は中期経営計画「Vision2027事業領域の拡大」で、次世代型物流施設の計画推進、ASEAN投資、リコンストラクションを重点戦略に掲げており、国内では倉庫を軸に運送機能を補完する動きが進んでいる。
国際物流事業は、売上高が45億3200万円で1.3%増、セグメント利益が1億6300万円で8.5%減だった。海外子会社の業績回復や、M&Aで取得したベトナム子会社の第3四半期からの寄与により増収となったが、同社の国際運送取扱業務が減少し、利益は前年を下回った。海上運賃下落の影響で運送収入は31億2400万円と同8.8%減少した一方、海外倉庫での取扱回復などにより倉庫保管料は4億8100万円で65.3%増、倉庫荷役料は9600万円で41.9%増となった。
27年3月期は、売上高300億円で13.6%増、営業利益12億円で7.5%増を見込む。26年3月期以降にグループ入りした国内2社、海外1社の通年寄与を織り込み、国内物流、国際物流とも増収増益を計画する。国際物流では海外倉庫用地の一時賃貸も利益寄与を見込む。
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