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安田倉庫、AI-OCRで入出荷依頼書を自動データ化

2026年6月2日 (火)

サービス・商品安田倉庫は2日、Hacobu(ハコブ、東京都港区)のAI-OCRサービス「MOVO Adapter」(ムーボ・アダプター)を導入し、平和島営業所で4月20日から稼働を始めたと発表した。生成AI(人工知能)を使い、入出荷依頼書の内容を読み取って必要な情報を自動でデータ化する。

物流現場では、取引先ごとに異なる書類形式が残り、紙やファクス、手書きの帳票を前提とした業務が続いている。安田倉庫でも、定型書類のデータ化は進めてきたが、入出荷依頼書の中には二重線による手書き訂正や欄外メモ、形式が定まっていないものがあり、担当者が内容を確認しながらシステムへ入力していた。

MOVO Adapterは、従来型のAI-OCRのように帳票ごとに「配送日」「品名」などの読み取り位置を事前設定するのではなく、生成AIが書類の内容を読み取り、住所や品名など必要な情報を抽出する。読み取ったデータはCSV形式で出力でき、既存システムやMOVOシリーズに取り込める。

(クリックで拡大、出所:安田倉庫)

安田倉庫グループは2021年からHacobuの配車受発注・管理サービス「MOVO Vista」(ムーボ・ヴィスタ)を8拠点に導入し、運送依頼や請求書作成業務の削減を進めてきた。AI-OCRは、まず平和島営業所で効果を確認し、全社展開を検討する。今後は、読み取ったデータを倉庫管理システム(WMS)や送り状作成システムと連携し、手入力を減らす運用を目指す。

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