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ヤマト連携でクラフトビール空樽回収を効率化

2026年6月2日 (火)

ロジスティクスクラフトビール流通を手がけるBest Beer Japan(埼玉県朝霞市)は2日、業務用オンライン卸サイト「クラフトビール・プラットフォーム」で、飲食店向けの「樽回収サービス」を開始したと発表した。ヤマト運輸と連携し、飲食店から醸造所への空樽返送を1樽から受け付ける。送り状の準備や樽の結束を不要とし、返送作業の負担を軽減する。

新サービスは、飲食店がプラットフォーム上で集荷希望日時、返送先の醸造所、樽数を選択すると、ヤマト運輸の担当者が送り状を持参して集荷する仕組み。返送料は1樽693円からで、従来の複数本まとめ送りに比べ、最大70%削減できるとしている。6月1日から30日まではサービス開始記念として、樽回収チケットを使った返送料を無料にする。

クラフトビール市場の拡大に伴い、飲食店が扱う樽の本数は増えている。一方で、空樽の返送では、送付先醸造所の住所確認、送り状の記入、樽の結束などの作業が発生し、一般宅配では1配送あたり1500-2500円程度の費用がかかるという。返送を先送りすれば店舗のバックヤードを圧迫し、醸造所側でも樽不足が発生して生産に影響する場合がある。

対象は「クラフトビール・プラットフォーム」で販売している全国300以上の醸造所。対応醸造所であれば、同プラットフォーム以外で購入した樽も返送できる。1樽単位で返送できるため、店舗は空樽をためずに戻しやすくなり、醸造所側も樽の回転率を高められる。

Best Beer Japanは今後、クラフトビール流通の効率化を進めるとともに、さらなる物流コスト削減やクラフトジンなど他酒類カテゴリーへの展開も視野に入れる。飲食店と醸造所の間に残る返送業務の非効率を標準化し、クラフト酒類流通の基盤整備につなげる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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