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大林組グループ、福岡箱崎の都市型物流施設が完成

2026年6月3日 (水)

国内大林組は3日、グループ会社の大林新星和不動産(東京都港区)が福岡市東区で開発していた物流施設「OAK LOGISTICS CENTER 福岡箱崎」が5月末に完成したと発表した。福岡市中心部に近い立地と再生可能エネルギー由来電力の導入を特徴とする都市型物流施設で、市内配送と九州広域配送の双方に対応する。

▲OAK LOGISTICS CENTER 福岡箱崎の外観(出所:大林組)

施設は福岡市地下鉄箱崎線・箱崎九大前駅から400メートル、福岡都市高速1号香椎線・箱崎出入口から650メートルに立地する。博多、天神など福岡市中心部から4キロの距離にあり、市内主要消費地への配送に加え、福岡都市高速を経由して九州自動車道、西九州自動車道方面へのアクセスも確保する。公共交通機関で通勤しやすく、周辺には商業施設もあるため、雇用面でも一定の利便性を持つ。

建物は地上4階建てのボックス型で、延床面積は2万7712平方メートル。1階に高床式トラックバース20台分を設けた。床荷重は1平方メートルあたり1.5トン、梁下有効高は5.5メートルで、2.5トンカウンターフォークリフトの走行に対応する。1棟貸しのほか、倉庫・バース面積1万3212平方メートルの2区画に分割して賃貸することもできる。敷地内には最大165平方メートルの危険物保管用別棟倉庫を設けられるスペースも確保した。

▲OAK LOGISTICS CENTER 福岡箱崎の内観(出所:大林組)

環境面では、屋根上に大林クリーンエナジーがDC出力992キロワットの太陽光発電システムを設置し、施設に電力を供給する。夜間や曇天時など太陽光で賄えない時間帯の電力も環境価値とあわせて供給し、再生可能エネルギー導入率は実質100%とする。年間117トンの温室効果ガス排出削減を見込む。余剰電力は大林グループが運営する他施設へ供給する計画だ。

建物基礎部分のコンクリートの一部には、大林組が開発した低炭素型コンクリート「クリーンクリート」を採用した。建設段階と運用段階の双方で環境負荷低減を図り、CASBEEのB+ランクとNearly ZEBの環境認証を取得する予定。福岡市内の消費地近接型物流需要に対応しながら、入居企業の脱炭素対応を支える施設として展開する。

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