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ユニオン・パシフィック、月探査部品を鉄道輸送

2026年6月4日 (木)

国際米鉄道大手ユニオン・パシフィックは3日、同社の最新記念機関車「4547号」が、米航空宇宙局(NASA)の月探査計画「アルテミスIII」で使用されるロケット部品の輸送を開始したと発表した。

▲最新の記念機関車「4547号」(出所:ユニオン・パシフィック)

4547号は米国建国250周年を記念するとともに、ドナルド・トランプ大統領を称える特別塗装機関車で、大統領記念機関車シリーズの3番目の車両にあたる。ユタ州コリン近郊の施設から出発し、ノースロップ・グラマンが製造するスペース・ローンチ・システム(SLS)の固体ロケットモーター部品を輸送する初任務に就いた。

今回の輸送では、ユニオン・パシフィック創設のきっかけとなった1862年の太平洋鉄道法に署名したエイブラハム・リンカーン大統領を記念する1616号機も同行した。輸送プロジェクトにはノースロップ・グラマンと鉄道車両メーカーのワブテックも参画している。

アルテミスⅢはNASAのアルテミス計画における有人月探査ミッションとして計画されており、将来の月面探査に向けた重要な役割を担う。ロケット部品は全米の製造拠点から打ち上げ関連施設へ輸送されるため、大型・重量物輸送を担う鉄道物流が重要な役割を果たしている。

ユニオン・パシフィックのジム・ヴェナCEOは、今回の輸送について「サプライチェーンの強さと、鉄道が産業や地域社会を結び付ける役割を象徴するものだ」とコメントした。

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