認証・表彰SGシステム(京都市南区)は4日、AI-OCRサービス「Biz-AI×OCR」が、給与支払報告書(給報)向けAI-OCRサービスの個人別明細書利用枚数で国内首位を2年連続で獲得したと発表した。2025年1月から12月の利用実績を対象に東京商工リサーチ(東京都千代田区)が調査した。
同サービスは自治体とその業務委託先であるBPO事業者向けに提供しているもので、2025年の総括表と個人別明細書を合わせた利用枚数は320万枚に達した。給報は自治体ごとに様式が異なり、高精度な読み取りが求められるため、AI-OCRでの対応が難しい分野とされてきた。
同社は19年に佐川急便の配送伝票入力業務を自動化するAI-OCRを開発し、月間8400時間の作業時間削減を実現。そのノウハウを活用して「Biz-AI×OCR」を開発し、21年から給報向けサービスの提供を開始した。
最新版ではAI-OCRエンジンを改良し、個人別明細書の読み取りエラーを前年比20.4%削減。平均読み取り精度は99.2%まで向上した。また、仕分けエンジンの刷新により、総括表と個人別明細書に加え、仕切り紙の自動判定にも対応した。
近年はBPO事業者だけでなく自治体による直接導入も進んでいる。SGシステムは今後、税務システムとの連携強化などを進め、自治体やBPO事業者のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進と業務効率化、生産性向上に寄与していく。
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