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アサヒロジスティクスが岩手に拠点、東北物流強化

2022年5月13日 (金)

拠点・施設東日本を中心に食品物流を展開するアサヒロジスティクス(さいたま市大宮区)は12日、東北エリアで2か所目となる自社設備の物流拠点「盛岡共配センター」(岩手県滝沢市)を17日に開設すると発表した。関東と東北各地を結ぶ共同配送ネットワークの構築を推進する。

同センターは延床面積3021平方メートルの鉄骨造で、3温度帯に対応。東北自動車道・盛岡インターチェンジから6キロに位置する。東北地方北部(青森、秋田、岩手)の輸配送をカバーする拠点として位置付ける。

▲東北地方における共配ネットワーク(出所:アサヒロジスティクス)

同社は2020年6月に仙台共配センター(仙台市宮城野区)を開設し、関東6拠点の共配センターと東北をつなぐ共配網における重要拠点としてきた。今回、盛岡共配センターが東北北部をカバーすることで東日本全域への共配網構築を推進し、ドライバーの時間外労働時間の上限規制が設けられる、いわゆる「物流の2024年問題」にも対応する。

また、21年4月にグループ会社となったフレッシュ・ロジスティック(東京都中央区)の既存3拠点(青森、秋田、岩手・北上)は盛岡配送センターに近く、これらの拠点を活用することでより効率的な配送を実現する。