拠点・施設アマゾン(米国)は8日、光ファイバー大手コーニングと複数年にわたる数十億ドル規模の供給契約を締結したと発表した。米国で拡大するデータセンター向けに光ファイバーやケーブル、接続ソリューションを調達し、米国内サプライチェーンの強化を図る。契約に伴い、コーニングはノースカロライナ州の製造拠点を拡張する。同施設では1000人の先端製造業人材を新たに雇用するほか、設備増強に伴う数百人規模の建設関連雇用も創出する見通しだ。

▲コーニング社の製造拠点(出所:アマゾン)
両社はまた、カタウバ・バレー・コミュニティーカレッジと連携し、光ファイバー技術者育成プログラムを拡充する。光ファイバー製造や関連技術分野を担う人材を育成し、高度技能職への就業機会拡大を目指す。
今回調達する光ファイバーやケーブル、接続ソリューションは、アマゾンが全米で拡大を進めるデータセンターインフラ向けに活用される。データセンターはクラウドサービスや人工知能(AI)などを支える基盤であり、高速かつ大容量の通信を実現する光ファイバー需要は拡大が続いている。

▲アマゾンのデータセンター(出所:アマゾン)
アマゾンは昨年、ノースカロライナ州でクラウドコンピューティングインフラを拡張するため100億ドルを投資する計画を発表している。同社によると、2010年以降の同州への累計投資額は200億ドルを超え、物流、クラウドインフラ、再生可能エネルギー分野で2万6000人以上の雇用を創出してきた。
今回の契約は、アマゾンのデータセンターインフラ拡張を支えるとともに、米国内の光ファイバー製造能力の強化や人材育成を通じて、サプライチェーンの強靭化にも寄与する。
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