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サイカルトラスト、SC真正性規格がISO採択

2026年6月23日 (火)

認証・表彰cycaltrust(サイカルトラスト、東京都渋谷区)は23日、ブロックチェーンを活用したサプライチェーンの真正性(トラスト)に関する国際標準規格提案「ISO 26345」が、フランスで開催された国際標準化機構(ISO)の専門委員会「ISO/TC307」で全会一致により採択されたと発表した。同社によると、企業単独で日本代表プロジェクトリーダーとして主導した国際標準規格提案の採択は国内初としている。

ISO 26345は、特定のブロックチェーンや分散型台帳、トークン規格に依存しない実装中立型のフレームワークで、既存のサプライチェーン基盤の上に追加的に導入できるよう設計されている。

規格の中核となるのは「CoP」(Chain of Provenance=来歴連鎖)の考え方だ。製品や部品、データなどが統合や分離を繰り返しながら移転する過程において、記録の完全性や主張の帰属、来歴連鎖の連続性、整合性、網羅性、妥当性を検証する枠組みを提供する。

従来の規格が単一資産のデータ完全性の確認を主な対象としていたのに対し、ISO 26345は複数の資産間の関係性や来歴の連鎖全体を検証対象とする点が特徴としている。

同社は、同規格が製品や部品、データの真正性確認に加え、カーボンフットプリントやカーボンクレジット、Scope3排出量に関する情報の信頼性確保、責任ある調達やサプライチェーンの透明性向上などへの活用につながるとしている。

また、半導体など経済安全保障上重要な物資のサプライチェーンにおいても、模造品対策や調達監査、輸出入管理の信頼性向上を後押しするとしている。

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