国際シーバ・ロジスティクス(フランス)は23日、中国のEV(電気自動車)大手BYDと、自動車物流分野で3年間の覚書を締結したと発表した。6大陸に広がるBYDの事業展開に対応し、完成車物流から部品供給、倉庫、配送、通関、低炭素物流までを含むエンドツーエンドの物流体制を強化する。
覚書は、両社の既存協業を拡大するもの。シーバは、BYDの世界展開に合わせ、輸送ルートの設計、輸送能力の配分、倉庫・配送、通関調整、現地運営、納品管理などを担う。BYDは現在、6大陸、100か国超で事業を展開しており、シーバの国際ネットワークと各地域での運営能力を組み合わせることで、現地生産や販売拡大に対応する物流基盤を整える。

(出所:シーバ・ロジスティクス)
BYDの海外戦略は、完成車輸出を中心とした段階から、各国・地域に生産拠点を広げる段階へ移りつつある。シーバはこれに合わせ、完成車物流に加え、工場向けのインバウンド物流、海外での販売・配送、アフターサービス部品、工場供給の継続性確保などを支援する。対象は自動車に限らず、電池、エネルギー貯蔵、自動車電子部品関連の物流にも広がる。
BYDは今回の覚書締結に合わせ、シーバに「Best Carrier of the Year 2026」を授与した。BYD側は、シーバの運営の機動性、サービスの信頼性、自動車物流の専門性を評価したとしている。シーバはCMA CGMグループ傘下の3PLで、2025年売上高は183億ドル。世界170か国に1700拠点を持ち、契約物流、航空、海上、陸上輸送、完成車輸送を手がける。
BYDは国際市場で販売・生産体制を広げており、グローバル3PLを活用してサプライチェーンの安定性と現地対応力を高める。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。






























