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NXとJR貨物、タイ・ラオス越境鉄道を検証

2026年6月26日 (金)

ロジスティクスNIPPON EXPRESSホールディングスは26日、グループ会社のNXタイロジスティクスが、JR貨物によるタイ-ラオス間のクロスボーダー鉄道試験輸送に参画したと発表した。タイのチョンブリ駅からラオスのタナレーンドライポート駅までの650キロを往復し、実運用を通じて通関や輸送品質、リードタイムなどを検証した。

試験輸送は6月15日から22日まで実施され、16日にチョンブリ駅で出発式を行った。JR貨物がタイ国鉄とラオス国鉄の貨物列車を活用して行ったもので、日系フォワーダー3社が手配した40フィートコンテナ3本を輸送した。このうちNXグループは自社コンテナ1基を提供し、データロガーを搭載したスチールパレット16枚を積載した。輸送中の振動データなどを取得し、鉄道輸送の品質や運用上の課題を確認した。

(出所:JR貨物)

東南アジアでは製造業の集積や域内物流の拡大を背景に、国境をまたぐ輸送網の整備が進んでいる。タイでは港湾、工業地帯、国境を結ぶ交通インフラに加え、鉄道の複線化や貨物駅整備も進む。一方、貨物鉄道輸送は手続きや運用ルールが複雑で、荷主が使いやすい輸送手段として十分に浸透していない面がある。

今回の試験では、通関、輸送コスト、鉄道関連書類、運用スキームも検証対象とした。NXタイロジは、JR貨物が検討する東南アジアでの貨物鉄道輸送サービスの事業化に協力する。トラックに偏りがちな域内輸送で、鉄道を組み込んだ越境物流の実用性を探る。

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