国際米カヴァリアは26日、自律走行フォークリフト「Cavalier」の製造方針を見直し、顧客が保有する既存車両の後付け改造から、自社設計の専用フォークリフト生産へ移行すると発表した。顧客への導入が進むなか、車両と制御・自律走行ソフトを一体で設計する体制に切り替える。
同社は当初、既存フォークリフトに自律走行機能を後付けする方式で開発を進めていた。ただ、フォークリフトは機種ごとの差が大きく、汎用的で低コストな改造キットの実現が難しかった。さらに、顧客車両との統合に時間がかかることや、リース車両では改造に対するリース会社の抵抗、保証面の懸念が課題になっていた。
こうした制約を踏まえ、カヴァリアは専用車両を一から設計する方針に転換した。新たにエンジニアリング責任者としてアーユシュ・アグラワル氏を起用し、カヴァリアの制御システムと自律走行ソフトの開発を統括させる。車両とソフトを一体で設計することで、実倉庫での稼働信頼性を高める狙いがある。
同社は特に冷凍・冷蔵倉庫での活用を想定する。低温環境では人によるフォークリフト作業の負荷が大きく、採用や定着、安全管理も課題になりやすい。自律フォークリフトを連続稼働させることで、庫内作業の処理能力や稼働時間を安定させる効果を見込む。
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