認証・表彰日野自動車は1日、古河工場が地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」に認定されたと発表した。
自然共生サイトは、企業や自治体などによる生物多様性保全の取り組みを国が認定する制度で、2030年までに陸域・海域の30%以上を保全する国際目標「30by30」の達成に寄与する区域として位置づけられる。古河工場では26年6月に認定を受け、認定面積は7.7ヘクタールとなった。
同工場は「自然と地域と共生する工場」を掲げ、17年度から地域に自生する樹種を中心とした植樹を継続している。24年には北側緑地に105平方メートルの池を整備してビオトープを造成し、ギンヤンマの飛来や放流したミナミメダカの繁殖、トウキョウダルマガエルの鳴き声が確認されるなど、生物多様性の向上につながった。また、工場内の自然環境を活用した環境学習にも力を入れ、小学生を対象とした植樹や生物放流、昆虫観察会などを開催し、地域との交流を深めている。
日野自動車は環境戦略「環境チャレンジ2050」で生物多様性への影響最小化を重点課題に掲げている。今後も認定区域の適切な保全・管理を継続し、地域との連携を深めながら、持続可能な社会の実現に寄与する。
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