サービス・商品日本郵便は2日、国際宅配サービス「UGX」(ゆうグローバルエクスプレス)のオプションとして、急送需要に対応する「UGXプライム」を8月3日から提供すると発表した。あわせて、越境EC(電子商取引)向けの「UGX越境EC配送サービス」の取扱国・地域を、従来の北米から欧州にも広げる。
UGXプライムは、ビジネス用途や越境ECの商品など、海外宛ての急ぎの小口貨物を対象とする。EMSと同等以上の速さで届けるサービスとし、北米は2-4営業日、欧州は3-6営業日、アジアは2-4営業日程度を見込む。取扱国・地域は、米国、カナダ、英国、オーストリア、オランダ、スイス、スロバキア、デンマーク、ドイツ、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ルクセンブルク、韓国。
法人・個人宛ての対面配達に対応し、関税支払いは元払いと着払いを選べる。個口数は1個口のみ。全国の郵便局から差し出しや集荷ができ、燃料割増金を追加しない運賃設定とする。地方の事業者が国際宅配サービスを使う際に課題となりやすい集荷エリアの制限や、営業所への持ち込み負担、燃油サーチャージによる費用の分かりにくさを抑える狙いがある。
UGX越境EC配送サービスは、3月2日に始めた個人宛て越境EC向けのUGXオプション。今回、米国、カナダに加え、英国、オランダ、ドイツ、フランス、ベルギーを取扱国・地域に追加する。配達先を個人宛てに限定し、置き配や関税元払いに対応することで、EMSより割安な特約運賃を設定する。一部の宛て地や重量帯を除き、燃料割増金や個人宅向け配達料も徴収しない。
送り状作成には、日本郵便が出資する国際物流事業者レントングループ(香港)の「Hubez」を使う。API連携のほか、ウェブサイトでの直接入力やファイルアップロードによる送り状作成に対応する。日本郵便は、国際郵便を補完する法人・個人事業主向けの国際宅配サービスとしてUGXを拡充し、越境ECや小口国際貨物の取り込みを進める。
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