ロジスティクスNIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は2日、NXグループの航空チャーター手配を一元管理する「グローバルチャーターデスク」を設置したと発表した。世界各地で増える緊急輸送ニーズに対応し、航空チャーター案件の受付・調整をグローバルで集約する。

(出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)
近年は地政学リスクの高まりやサプライチェーンの変化を背景に、航空貨物輸送でチャーター便を使う需要が増えている。特に自動車、半導体、航空宇宙産業では、部品や製品の供給遅延が生産停止につながる可能性があり、緊急時の輸送スペース確保と手配速度が重要になっている。
新設したデスクは、東京、シンガポール、フランクフルト、ウィーン、シカゴの5都市に拠点を置く。各拠点が時差を活用して連携し、24時間対応できる体制を構築する。世界各地から寄せられる航空チャーター案件を一元管理することで、地域ごとの個別対応に比べ、手配の迅速化や情報共有の効率化を図る。
また、グローバルパートナー航空会社との連携と、NXグループ全体の需要を集約するスケールメリットを生かし、輸送スペースの安定確保や価格競争力の向上につなげる。チャーター輸送は通常の定期便より費用負担が大きい一方、緊急時には納期維持や生産継続の手段となる。NXグループは今回の体制整備により、突発的な航空輸送需要への対応力を高める。
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