国際ルノー・トラック(フランス)は、9月15日から20日までドイツ・ハノーバーで開かれる「IAA Transportation 2026」で、電動トラックとディーゼルトラックの最新モデルを展示する。都市配送、地域配送、建設、長距離輸送向けの車両をそろえ、道路輸送の脱炭素化に向けた実用領域の拡大を示す。
主な展示車両は、27年モデルの「Renault Trucks T High」と、長距離輸送向け電動トラック「Renault Trucks E-Tech T 780」。T Highには新型DE13 Rエンジンを搭載し、従来世代に比べ燃料消費とCO2排出量を最大4%削減する。最高540馬力、最大トルク2800Nmの仕様を用意し、新型Optidriver変速機や強化したエンジンブレーキにより、走行性能と運転しやすさの向上を図る。
電動車では、E-Tech T 780を長距離輸送向けモデルとして出展する。航続距離は660キロで、途中充電なしで法定運転時間分の走行に対応できるとしている。後部に主要駆動部品を集約する電動アクスル構造を採用し、バッテリー搭載スペースを広げた。地域配送向けの「E-Tech T 540」は1回の充電で最大450キロを走行できる。

(出所:ルノー・トラック)
都市配送向けには、小回り性能を高めた「E-Tech D 14T」を展示。車幅を抑え、最小回転半径を7.3メートル未満とすることで、市街地での進入や取り回しに対応する。小型商用車では、建設現場向けの電動車「E-Tech Master Offroad」や、Flexisが開発した次世代電動商用車も披露する。ルノー・トラックは2030年までに小型商用車の販売台数を倍増させる目標を掲げており、大型車から小型車まで電動化の対象を広げる構えだ。
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