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佐川印刷、採寸装置組み込みマテハン展開

2026年7月3日 (金)

サービス・商品佐川印刷(京都府向日市)は3日、SGホールディングスグループのワールドサプライ新東京営業所(東京都江東区)に、大型マテリアルハンドリング設備を設置したと発表した。印刷・情報加工を中核としてきた同社が、物流現場向けの大型マテハン設備に参入する第1号案件となる。

今回設置した設備は、幅100メートルのスペースにコンベヤーラインを配置し、毎時2500ケースを処理できる。搬送可能な荷物は最大で幅60センチ、長さ90センチ、高さ60センチ、重量30キロまで。最小サイズは幅20センチ、長さ30センチ、高さ15センチ、重量2キロとしている。幹線仕分け6シュート、納品代行仕分け10シュート、リジェクト1シュートを備える。

設備には、佐川印刷が独自開発した「BCR採寸装置」も組み込んだ。送り状を貼り終えた荷物をコンベヤー上で自動採寸・計量し、送料計算に使える。バーコードリーダーと併用することで、荷物情報の読み取りも同時に行い、将来的なデータ活用につなげる。

ワールドサプライは百貨店や大型商業施設向けの納品代行、館内物流、食品流通などを手がける。新東京営業所の移転・新設に合わせた大型設備導入により、作業時間は年間3万500時間削減できる見込みだ。作業スペースと動線を確保するため、コンベヤーは床置きではなく吊り下げ式とした。

佐川印刷は、SGホールディングスグループ内の物流現場で得た知見と自社開発機器を組み合わせ、物流DX(デジタルトランスフォーメーション)向け設備提案を広げる考えだ。

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