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HarvestX、三菱商事と植物工場を海外展開

2026年7月6日 (月)

M&AHarvestX(ハーベストエックス、東京都文京区)は6日、三菱商事(千代田区)と投資契約を締結したと発表した。3月に住友商事と資本業務提携を結んだのに続き、大手総合商社2社との連携体制を構築し、AI(人工知能)・ロボティクスを活用した植物工場事業のグローバル展開を加速する。

HarvestXは、イチゴの自動栽培ソリューションを開発・販売しており、ディープラーニングとロボットアームを組み合わせた世界初の自動授粉技術を中核技術としている。今回調達した資金は、植物工場の完全自動化、多品種展開、海外市場への事業拡大に重点投資する。

物流分野では、既存の商業施設や物流施設、遊休スペースへの導入が可能なモジュール型植物工場を展開できる点が特徴である。新たな施設建設を前提とせず、既存の物流不動産を活用した都市型生産拠点として利用できる可能性があり、物流施設の新たな活用方法としても注目される。

また、独自の自動授粉技術により、従来の植物工場で利用されてきたミツバチに依存しない栽培を実現した。検疫規制や生態系への影響を受けにくく、海外展開を進めやすいことも強みとしている。

今後は、三菱商事と住友商事が持つグローバルネットワークを活用し、東南アジア、中東、欧州などへの導入を推進する。既に住友商事との連携ではマレーシアでの第1号案件を獲得しており、世界的な食料需要の増加や気候変動を背景に、安定した農産物生産を支える植物工場の普及を進める方針だ。

HarvestXは、植物工場の完全無人化と多品種対応を進めることで、日本品質の農産物を世界へ安定供給するプラットフォームの構築を目指すとしている。

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