バイテックファーム七尾2号工場が稼働、初出荷

拠点・施設バイテックホールディングスは13日、石川県七尾市の植物工場「バイテックファーム七尾」第2号植物工場が操業を開始し、出荷式を行ったと発表した。

バイテックファーム七尾は、グループ会社のバイテックグリーンエナジーと地元農家7戸、地元企業が連携した新たな形態の農業生産法人で、七尾市が持つ旧金ヶ崎小学校跡地を借り受け、昨年10月に着工。

リーフレタス換算で1日に1万7000株を生産し、バイテックベジタブルファクトリー（東京都品川区）を通じて北陸、関西、関東方面に主に業務用として販売する。

同植物工場はバイテックグリーンエナジーの生産施設として2拠点目で、今後も鹿児島県薩摩川内市、石川県中能登町、秋田県鹿角市へと展開する計画だという。

■バイテックファーム七尾植物工場の概要
事業体：バイテックファーム七尾
植物工場分類：完全閉鎖型植物工場
構造：鉄骨平屋建て
面積：2510平方メートル
作付面積：7000平方メートル
レタス類生産：年間460ｔ
設計：中島建築事務所
建屋施工：建屋戸田組
栽培設備施工：菱熱工業