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シーオス、人手不足時代の物流標準化を提案

2026年7月9日 (木)

調査・データシーオス(東京都渋谷区)は8日、物流現場の標準化をテーマにしたホワイトペーパー「なぜ“考えさせない倉庫”が一番強いのか――10年後もオペレーション可能な『人に依存しない』物流設計思想」を公開したと発表した。

同資料は、3PL事業者や自社倉庫の運営責任者、物流部門の管理者を対象としており、自社で物流現場を運営する中で得た知見を基に、人に依存しない物流設計の考え方や現場標準化の手法を解説している。物流現場では、ベテラン管理者や熟練作業者の経験に頼る運営が依然として多く、人材の離職や異動による品質低下、業務停滞が課題となっている。

ホワイトペーパーでは、特定の担当者が不在となった際のリスクを可視化する「現場リスク診断」を掲載し、自社の物流現場がどの程度人に依存しているかを確認できる内容とした。また、倉庫管理システム(WMS)などへの投資が十分な成果につながらない要因についても分析し、現場運用との乖離や、紙や表計算ソフトを使った運用へ戻ってしまう事例などを紹介している。

さらに、生産性向上のためには熟練作業者の能力に依存するのではなく、配置や動線を見直し、「探す」「聞く」「仮置きする」といった迷いをなくす業務設計が重要であると指摘。格納やピッキング作業を標準化することで、繁忙期の派遣スタッフや新人でも早期に戦力化でき、品質の安定化と生産性向上につながるとしている。

シーオスは、ロジスティクス分野に25年以上特化し、コンサルティングやシステム開発、業務支援などを手掛けている。同社は今後も、現場運営の知見とデジタル技術を組み合わせ、人手不足時代に対応した持続可能な物流体制の構築を支援していくとしている。

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