
▲新システム「Cubixx Link」(出所:スズケン)
メディカルスズケンは9日、スペシャリティ医薬品管理システム「キュービックス」の機能を拡張し、院内輸送時のトレーサビリティーを確保する新システム「Cubixx Link」(キュービックス・リンク)を10月1日から提供すると発表した。キュービックスで管理する在庫情報と院内輸送を連携させることで、医療機関における在庫管理から院内輸送まで一貫した品質管理を実現する。
近年、バイオ医薬品や再生医療等製品など高額で厳格な温度管理が必要なスペシャリティ医薬品が増加する一方、出庫後は患者の治療延期や処方変更により廃棄リスクが高まることが課題となっていた。新システムはRFID技術を活用し、専用輸送ボックス内の薬剤情報や温度データをリアルタイムで管理するほか、2-8度の温度帯で約24時間保管が可能。未使用薬剤は品質を維持したままキュービックスへ再格納し、再利用・再流通にも対応する。
システムはパナソニックと共同開発した医薬品定温輸送ボックス「VIXELL」(ビクセル)の定温輸送技術を融合し、IoTによる遠隔監視機能も備える。
キュービックスは2017年から展開し、現在は全国750台が稼働、がん拠点病院の6割、国立大学法人の約9割に導入され、年間70億円の医薬品廃棄ロス削減に貢献している。
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