国際自動運転EVトラック開発のアインライド(スウェーデン)とDAFトラックス(オランダ)は12日、特定条件下で無人走行が可能なSAEレベル4の自動運転電動トラックの実用化に向けて協業すると発表した。アインライドの自動運転システム「Einride Driver」をDAFの電動トラックプラットフォームに統合し、大規模な商用展開を目指す。

(出所:アインライド)
両社はまず、オランダの応用科学研究機関TNOと連携し、DAFの電動トラックに自動運転システムを組み込むためのインターフェース設計や安全性の検証を進める。対象となるのは、2026年の「International Truck of the Year」に選ばれたDAFの電動トラックプラットフォーム。26年中に主要インターフェースの試験と検証を行い、27年にはアインライドの自動運転ソフトを実車に統合して機能試験を実施する。
レベル4は、あらかじめ定められた条件下で、人の介入なしに車両が自動で走行できる高度な自動運転を指す。両社は、ドライバー不足や運行コスト上昇への対応策として、反復的な輸送業務の自動化を想定する。公道への展開を見据え、型式認証当局とも連携して適合性の確認を進める。
DAFの親会社パッカーは北米でも自動運転トラックの開発を進めており、今回の取り組みでは、こうした既存の技術開発で得た知見も活用する。DAFは都市配送向けの12トン級「XB Electric」から長距離輸送向けの「XG Electric」「XG+ Electric」まで電動トラックを展開しており、アインライドとの協業で自動運転機能の実装を進める。
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