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1月実績、内航総連調べ

内航輸送量が15%増加、鉄鋼、自動車など伸長

2014年3月14日 (金)

ロジスティクス日本内航海運組合総連合会(内航総連)が14日に発表した内航海運の輸送動向調査結果によると、1月の内航貨物船の輸送量は1876万3000トンとなり、前年同月比15%増となった。主な品目別の前年同月比は、鉄鋼が12%増、原料が10%増、燃料が23%増、紙・パルプが3%増、雑貨が5%増、自動車が24%増、セメントが18%増と軒並み増加した。

鉄鋼は需要の回復が見られた13年12月から輸送量が対前年同月実績ベースで増加。自動車は12年9月のエコカー補助金終了に伴い、その後一年にわたって低迷していたが、前年の反動増と消費税増税前の駆け込み需要で増加し、石灰石など原料はセメント需要の高まりを受けて増加傾向が続いている。

油送船の輸送量は1256万7000キロリットルで1%増。品目別では黒油と白油がともに1%増、ケミカルが2%、高圧液化が1%減、高温液体が3%増、耐腐食が14%となっている。