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東京衡機、搬送ライン再現などフィジカルAI検証

2026年8月24日 (月)

▲クレーン搬送のデジタルツイン化(出所:東京衡機)

荷主東京衡機は21日、グループ会社の先端力学シミュレーション研究所(ASTOM、東京都文京区)と連携し、フィジカルAI関連の新規事業に向けた技術検証を始めると発表した。生産工場ラインのデジタルツイン化、簡易高速構造解析、コンサルティングの3テーマを対象に、2026年度中にミニ試作や技術検証を進める。

生産工場ラインのデジタルツイン化では、大型部材の搬送など工場内の挙動を仮想空間上に再現し、生産技術分野での活用可能性を検証する。クレーン搬送などを想定しており、物流・搬送工程の挙動を仮想環境で再現し、工場固有の課題への活用可能性を検証する。

簡易高速構造解析では、デジタルツイン基盤を活用し、従来は規模や複雑さから解析コストに見合わなかった対象について、高速かつ中程度の精度で解析する手法を検討する。東京衡機グループが持つ構造解析や搬送分野の技術・ノウハウとの組み合わせも進める。

コンサルティングでは、顧客課題とデジタルツイン機能の適合性を検証し、利用支援や受託開発などにつなげる。主な対象は製造業やエネルギー分野を想定する。

同社は26年度の検証結果を踏まえて有望テーマを絞り込み、27年度にPoC(概念実証)と初期顧客の獲得、28年度にプロダクト化と複数顧客への展開を計画している。

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