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広島呉道路、全線開通30年で2.6億台

2026年8月26日 (水)

国内NEXCO西日本は26日、広島呉道路が30日に全線開通30周年を迎えるのに合わせ、同道路が果たしてきた役割と整備効果を公表した。1996年8月30日の坂北インターチェンジ(IC)―天応東IC開通で全線がつながって以降、累計利用台数は2億6000万台に達し、物流・産業や地域交通、観光を支えてきたとしている。

同社によると、広島呉道路の整備による30年間の経済波及効果は2900億円に上る。全線開通と同時に運行を開始した高速バスの累計輸送人員は1600万人となった。沿線地域の産業を支える交通基盤としても機能し、全線開通後の製造品出荷額などは坂町で2.3倍、呉市で1.3倍に増加した。

観光面でも広島市と呉市などを結ぶアクセス道路として利用されている。呉市への来訪者の交通手段は自動車が約74%を占めるという。沿線の観光施設や海水浴場へのアクセス改善にも寄与している。

一方、2018年7月の豪雨災害では、通行可能区間の一部を緊急車両に開放し、救助や復旧作業を支える緊急輸送路として活用した。路線バスやJR線の臨時輸送バスも通行し、広島―呉間の移動手段確保に役立った。

同社は豪雨災害を踏まえ、暫定2車線区間の4車線化事業を進めている。災害時の代替路としての機能を強化し、広島―呉間の道路ネットワークの信頼性や安全性を高める方針だ。

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