荷主IHI物流産業システム(東京都江東区)は21日、IHI横浜事業所の敷地内に3次元ピッキングシステム「SKYPOD」(スカイポッド)の技術開発拠点と体験型ショールーム「横浜ロジラボ」を開設したと発表した。
スカイポッドは物流センターなどに設置される保管ラックからロボットが自動走行し、対象商品を作業者の元まで搬送する3次元走行ロボット式ピッキングシステムで、仏エグゾテックソリューションズが開発。横浜ロジラボは技術改良のための実験場と顧客が実際にシステムを体感できるショールームを兼ね、商談スペースとしても利用できる。
また、AIを活用して段ボールケースの荷積み・荷卸しを自動で行う「IHIパレタイズ/デパレタイズシステム」のロボットシステムも横浜ロジラボ隣接スペースに展示し、実際に稼働する様子を見ることができる。
■施設概要
名称:横浜ロジラボ
所在地:横浜市磯子区新中原町1
ホームページ:https://ihi-logistics.com
設置面積:11メートル(奥行き)×9メートル(幅)×6メートル(高さ)
システム概要:2列×13段×6アイル=156棚
見学申込方法:事前予約制