調査・データ運輸デジタルビジネス協議会(TDBC、東京都港区)は27日、7月10日に開催した「TDBC Forum 2026」の講演資料と録画を公開したと発表した。経済産業省、国土交通省による物流政策や物流標準化に関する講演のほか、共同輸送や物流DX(デジタルトランスフォーメーション)、積載効率の改善など、ワーキンググループ(WG)が取り組んだ成果を公開している。
同フォーラムは事前登録が640社875人に上り、当日参加を含め延べ1964人が視聴した。11テーマのWGには運輸事業者、荷主企業、サポート企業から約270人が参加し、1年間の活動成果を発表した。
物流分野では、荷主とのパートナーシップによる2024年問題への対応や、動態管理プラットフォーム「traevo」を活用した持続可能な物流、共同輸送ユニバーサルシステム「traevo noWa」、積載効率の改善とカーボンニュートラル、生鮮物流などを取り上げた。生成AIを取り入れた物流連携による現場DXや、無人AI点呼についても成果を紹介している。
事例セッションでは、味の素とファイネットが物流・商流データプラットフォームを活用した業界標準の推進について説明。サントリーロジスティクスは異業種間共同輸送、DaigasエナジーはLNG輸送における運行状況の可視化、セイリョウラインは乗務員の健康DXに関する取り組みを紹介した。
TDBCは2026年度のWG活動を新たに開始し、9月のキックオフに向けてメンバーを募集している。荷主とのパートナーシップ、共同輸送、動態管理、運行データと積載伝票データを活用したサプライチェーン全体のカーボンニュートラル、生成AIによる現場DXなどをテーマに活動する。
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